こんばんは。昨日のリーマン・ショック
に学ぶはご覧いただけたでしょうか?
もしかすると今後の値動きの参考に
なるかもしれませんので、まだの方は
忘れずに大きな流れを頭の中に入れて
おいてくだいね。
この記事では、明日からの戦略を練る
ために必要な日足、4時間足、1時間足
での分析を行います。日足分析では
今後2週間〜4週間程度の流れを、
4時間足では今後1週間程度、1時間
足では今後2〜3日程度の流れを
読み取ることができます。これら3つの
チャートを総合して1週間のシナリオを
たてれるようになるとトレード力が上がる
でしょう。
< 日足チャート >
先週末の日足チャートからは3つのことが
読みとれます。1つめにゾーンBの条件で
ある日足MAが週足MAを割込むレベルまで
接近しています。来週いっぱい価格が週足MA
以下で推移すると、日足MAが週足MAを下回る
ことが推測されます。2つめに日足MA,週足MA
更には月足MAまでもが下落を示唆するEMAの
方がSMAよりも下に位置しています。最後に
MACDの値が日足でもマイナス圏に突入して
きました。MACDの数字両方ともマイナス圏だと
流れは完全に下落方向となります。
以上のことから、日足チャートを分析した結果
ゾーンAからゾーンBへの移行が進行している
最中ではないかと考えられます。簡単に言うと
今後2〜4週間は下方向ですね。
< 4時間足チャート >
ここでは、8/6の第1波の安値を起点に8/15の
ダイヤモンドの安値を結んだ切上げライン
(青太)を引いておきます。戻りの上限は4回も
上昇を阻んだ2930付近が強力なレジスタンス。
分厚い壁を上に突破するか、切上げラインを下に
抜けるかが次のポイントになります。
ただし、各時間足のMAの状態とMACDの上昇
する勢いがなくなっているため、今後2〜3日
では下落の可能性が高いと考えられます。
< 1時間足チャート >
4時間足で引いた切上げラインで一旦反発して
週末を迎えてしまった。月曜日の朝の寄り付き
次第でシナリオも複数用意したほうが良いが、
4時間足、日足とも下落方向なので下目線で
考えるのがセオリー。
○ ケース1
月曜朝に切上げライン以上で開始した場合は
一旦戻りをつけに行く可能性が高い。ゾーンと
しては2867〜2892くらい。赤いMのネック
ライン付近からの下落を想定。
○ ケース2
月曜朝に切上げラインより下で開始した場合は
切上げラインタッチからの下落を狙いたい。
短い(30分足)足での戻りがライン付近に入る
とラッキー。切上げラインを背に追加でショート
を打ちたい。
○ ケース3
月曜朝に切り上げラインより下で開始して、戻り
も付けずに下落した場合は、30分足などで戻りを
待って、そこからの追加ショートを考えたい。
まとめると、これからの1週間は短時間足での
「戻り売り」が優勢ですね。取引の方向を間違え
なければ、大怪我はしません。
個人投資家が相場から大金を得る唯一の方法は
「相場の流れに逆らわずに取引すること」です。
大金を持っている機関投資家に敵うわけなど
ないのです。だったら、機関投資家が大金を
突っ込んで作った流れに上手に乗ることが最も
大切なことなのです。
では、また。
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