2019年8月12日月曜日

初心者チャート講座(その3)

おはようございます。

週明けのアジア時間は先週末付近

から上昇し始めています。SP500は

日足MA+レジサポラインまで向かう

のでしょうか!?(当たればラッキー)

昨夜アップした上昇期と下落期の

特徴は何となくでも良いので理解

できたでしょうか?

今日はもっと簡単に上昇期や下落

期の判断ができるようにインジケータ

を1つ入れてみます。それは移動平均

線(MA)です。移動平均線は世界中の

多くのトレーダーが利用しているインジ

ケータなので要所要所で機能します。

 今回はチャート上に20期間の単純

移動平均線(SMA)を表示してみます。

チャートでは赤色点線で描かれます。

このチャートから読み取れることを

ノートに書き出してみてください。

白チャートよりも気づきが増えましたか?


私なりの気づきを並べてみますね。

① 上昇期はSMAが右上を向いていて
 ロウソクはSMAの上にいることが多く
 下落期は反対にSMAが右下、ロウソク
 はSMAの下側。

② 下落期のロウソクは戻りをつけても
 SMAにタッチすると再下落する。
 上昇期は戻りが深く、たまにSMAを下
 抜けている。

③ 上昇期は上向きのSMAでロウソクが
 SMAの上にいるとき大きく上昇する。
 下落期は下向きのSMA でロウソクが
 SMAの下にいるとき大きく下落する。

以上の3つから、SMAの向き(傾き)で、
トレンドの方向がわかり、ロウソクとSMA
の位置関係で価格が伸びるところと
伸びないところがわかります。

ということは、SMA1本だけでも売買ルール
を作ることができます。

<買いルール>
ロウソクがSMAより下に推移していたが、
SMAの上に出てきて、SMAが上向きの
角度をつけた時にエントリーする。
ロウソクの終値がSMAを割った時に
利食い。直近の安値を下回ったら損切り。

<売りルール>
ロウソクがSMAより上に推移していたが、
SMAの下に出てきて、SMAが下向きの
角度をつけた時にエントリーする。
ロウソクの終値がSMAを超えた時に
利食い。直近の高値を上回ったら損切り。

どうでしょうか? 売買ルール通りに

シミュレーションしてみてくださいね。

上昇期では上手く利益になるところと

ならないところがありますね。逆に下落期

は勢い良く長い陰線が出るので利益に

なりやすいでしょう。まだまだ改善の余地

がありそうですね。

でも今回1本のSMAだけで売買ルールが

作れましたから、あとは精度を上げるだけ

で買いでも利益をあげれるようになると

思います。


今回はたった1本のSMAでも多くの気づき

があることをお伝えしました。

では、また夜に。





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